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NY円、反発 1ドル=117円00~10銭で終了 リスク回避で、一時4カ月ぶり高値

【NQNニューヨーク=横内理恵】15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日ぶりに反発し、前日比1円ちょうど円高・ドル安の1ドル=117円00~10銭で取引を終えた。中国の株安を受けて原油先物や米株式相場が急落した。投資家が運用リスクを避ける姿勢を強め、低金利通貨の円が買われた。一時は116円51銭と2015年8月24日以来、およそ4カ月半ぶりの高値を付けた。

中国・上海株が14年12月以来の安値を付け、中国経済や金融市場への不透明感が改めて意識された。ニューヨーク原油先物が1バレル29ドル台前半に下げ、米株相場は大幅安となった。為替市場でもリスク回避の動きが広がり、円の買いが膨らんだ。

12月の小売売上高が弱含んだほか、鉱工業生産など多くの米経済指標が市場予想を下回り、米景気の先行き不透明感につながったことも円買い・ドル売りを誘った。安全資産である米国債への買いが強まり、米10年債利回りが低下。日米金利差が縮んだことを手がかりとした円買いもあった。

米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つニューヨーク連銀のダドリー総裁が講演し、「16年の米景気は長期的なトレンドをわずかに上回るペースで拡大する」と米景気に楽観的な見方を示した。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は講演で、最近の金融市場の混乱が金融引き締めを遅らせることはないとの見方を示したと伝わった。特に目新しい内容ではなかったとして、相場の反応は限られた。

円の安値は117円33銭だった。

円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比65銭円高・ユーロ安の1ユーロ=127円60~70銭で取引を終えた。円の対ドルでの上げが大きく、対ユーロでも円が買われやすかった。

ユーロは対ドルで反発し、前日比0.0050ドル高い1ユーロ=1.0910~20ドルで終えた。小売売上高などの米指標が弱含み、ユーロ買い・ドル売りを誘った。

ユーロの高値は1.0985ドル、安値は1.0906ドルだった。

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