NY円、続伸 1ドル=123円60~70銭、ギリシャ問題の不透明感や米株安で

2015/6/26 6:29
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【NQNニューヨーク=神能淳志】25日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸した。前日比20銭の円高・ドル安の1ドル=123円60~70銭で取引を終えた。ギリシャ債務問題の解決に向けた不透明感が根強く意識された。投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方が広がり、相対的に金利の低い円には買いが優勢となった。

円買い・ドル売りが先行した。金融支援の再開を巡るギリシャ政府と欧州連合(EU)など債権団との交渉は難航しており、相場の地合いがリスクオフに傾いて円高・ドル安となった東京や欧州市場の流れを引き継いだ。

ニューヨーク市場での取引が本格化すると、円相場は次第に膠着感を強めた。朝方発表された5月の米個人消費支出は前月比0.9%増と5年9カ月ぶりの高い伸びとなった。雇用環境の改善が米消費の伸びを後押しするとの観測が強まり、円相場の重荷となった。

一方で25日のユーロ圏財務相会合では結論が先送りされた。ギリシャ支援を巡る先行きの不透明感が蒸し返され、米株式相場は取引終了にかけて下げ幅を拡大。投資家心理が悪化し、円買い・ドル売りにつながった。

この日の円の高値は123円44銭、安値は123円76銭だった。

円は対ユーロで反発。前日比25銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=138円50~60銭で終えた。ギリシャ問題を巡る不透明感から対ユーロでも円を買う動きが優勢となった。

ユーロは対ドルで横ばい。前日と同じ1ユーロ=1.1200~10ドルで終えた。ギリシャ問題の不透明感がユーロ相場の重荷となる一方、投資家のリスク回避姿勢が強まればドルと比べて金利の低いユーロの買い戻しが広がるとの見方も出て売り買いが交錯した。

ユーロの高値は1.1218ドル、安値は1.1179ドルだった。

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