NY円、上昇 1ドル=123円80~90銭、米住宅指標の悪化で

2015/7/25付
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【NQNニューヨーク=古江敦子】24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は上昇した。前日比10銭の円高・ドル安の1ドル=123円80~90銭で取引を終えた。米住宅関連の指標の悪化や米株安を背景にした円買い・ドル売りが優勢だった。

6月の米新築住宅販売件数は前月比6.8%減と市場予想(0.7%増)に反して悪化した。米景気回復の勢いが鈍るとの見方が広がり、対ドルでの円買いを促した。

米株式市場ではダウ工業株30種平均が大幅に4日続落し、投資家心理を冷やした。運用リスクを回避する動きが広がるとの観測が浮上したことも、ドルに比べて金利が低い円の買いを誘った。

米連邦準備理事会(FRB)は24日、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の基礎資料となった事務局の経済・金利見通しを公表した。事務局は10~12月期の政策金利の想定を0.35%としていたことが明らかになった。

政策決定を担うFOMC参加者らは同じ会合で、2015年末時点の見通しの中央値が0.625%となるとみており、市場では年内の利上げが1回にとどまる可能性が意識されたことも円相場を支えた。

この日の円の高値は123円60銭、安値は124円08銭だった。

円は対ユーロで反発した。前日比10銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=135円90銭~136円00銭で取引を終えた。7月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を下回ったため、円買い・ユーロ売りが優勢になった。

ユーロは対ドルで横ばい。前日と同水準の1ユーロ=1.0980~90ドルで終えた。市場予想を下回ったユーロ圏PMIを受け、対ドルでもユーロ売りが先行した。ただ、米新築住宅販売件数の落ち込みをきっかけにユーロを買い戻す動きも広がった。FRBの利上げペースが緩やかになるとの見方もユーロ売り・ドル買いにつながった。

ユーロの安値は1.0930ドル、高値は1.0992ドルだった。

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