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NY円、3日続伸 1ドル=106円95銭~107円05銭、一時1年3カ月ぶり円高水準

2018/2/15 7:39
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【NQNニューヨーク=戸部実華】14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比80銭円高・ドル安の1ドル=106円95銭~107円05銭で取引を終えた。米株相場が大幅高となり、株安時にリスク回避目的で買われる場面が目立ったドルは対主要通貨で売りが優勢になった。14日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想より強かったにも関わらずドル相場が伸び悩み、ドルの先安観が意識されたとの指摘もあった。

 1月の米CPIは前年同月比2.1%上昇、エネルギー・食品を除くコア指数も1.8%上昇とともに市場予想を上回った。発表直後は米長期金利の上昇を受け、ドルは主要通貨に対して買われた。だが、米株式相場が持ち直すと、リスク回避で買われていたドルは売りが優勢となった。ドル売り圧力が高まり、対円でも円買い・ドル売りが優勢になった。

 ドルの総合的な強さを示す米インターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は90台で定着しなかった。市場では「ドルの相対的な弱さが続くとの見方が広がった」(ウエストパック・インスティテューショナル・バンクのリチャード・フラヌロビッチ氏)といい、一段のドル売りを促したようだ。

 一時は106円73銭と2016年11月以来、約1年3カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。円の安値は107円55銭だった。

 円は対ユーロで小幅に反落し、前日比5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=133円20~30銭で取引を終えた。

 ユーロは対ドルで大幅に4日続伸し、前日比0.0100ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.2445~55ドルで終えた。

 売り優勢で取引を開始した米株式相場は上昇に転じ、午後には上げ幅を拡大した。投資家がリスク回避姿勢を緩めるとの見方からユーロ買い・ドル売りが優勢になった。欧州経済が堅調で金融引き締めが進むとの思惑が高まっていることも、ユーロ買いにつながった。

 ユーロの高値は1.2465ドル、安値は1.2275ドルだった。

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