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為替概況

NY円、続伸 1ドル=105円30~40銭で終了、米中摩擦やリスク回避で

2019/8/24 6:40
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【NQNニューヨーク=横内理恵】23日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比1円10銭円高・ドル安の1ドル=105円30~40銭で取引を終えた。米中貿易戦争への警戒感が改めて意識されたうえ、米株式相場が急落したのを受け、低金利でリスク回避の際に買われやすい円に資金が向かった。

中国政府が23日、米国が9月から発動する対中制裁関税「第4弾」への報復措置として、原油や農産物など約750億ドル分の米国製品に5~10%の追加関税をかけると発表した。中国の発表を受けてトランプ米大統領はツイッターに「午後に中国の関税に対応する」と投稿した。「我々は中国を必要としていない」などとも投稿し、米企業に中国の替わりを探し、生産拠点を中国から米国に戻すよう求めた。米中がお互いに強硬姿勢を強めており、貿易摩擦の激化や長期化が世界景気を一段と押し下げるとの懸念が改めて意識された。

投資家のリスク回避姿勢が強まり、米株式市場でダウ工業株30種平均が一時745ドル安と急落。安全資産である米国債には買いが膨らみ、長期金利の指標とされる10年債利回りが1.50%まで低下する場面があった。日米金利差の縮小も円買い・ドル売りを誘った。

9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が強まり、円買いを誘った面があった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演した。議長は7月のFOMC以降の経済情勢の変化などに言及し、「景気の拡大を維持するために適切に行動する」と述べた。前日に複数の米地区連銀総裁が追加利下げに慎重な姿勢を示していたのに比べて、パウエル議長の発言は利下げに前向きなハト派寄りだったと受け止められた。

この日の円の高値は105円26銭だった。円の安値は106円73銭だった。

円は対ユーロで続伸し、前日比45銭円高・ユーロ安の1ユーロ=117円40~50銭で取引を終えた。投資家のリスク回避姿勢が強まり、対ユーロでも低金利の円が買われた。ただユーロも対ドルで上昇したため、円の上値は重かった。

ユーロは対ドルで3日ぶりに反発し、前日比0.0065ドル高い1ユーロ=1.1140~50ドルで終えた。米利下げ観測やトランプ米大統領のツイッターへの投稿を受けて米景気の先行き不透明感が強まり、対ユーロでもドル売りが目立った。

この日のユーロの高値は1.1153ドル、安値は1.1051ドルだった。

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