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為替概況

NY円、続落 1ドル=109円30~40銭、米中の「第1段階」合意受け

2019/12/14 7:45
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【NQNニューヨーク=戸部実華】13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に続落し、前日比05銭円安・ドル高の1ドル=109円30~40銭で取引を終えた。米中貿易協議の「第1段階」の合意や12日の英総選挙の結果を受けて、リスク回避の際に買われやすい円は売りがやや優勢だった。ただ前日に米中合意の観測報道などを受けて円売り・ドル買いが進んでいたことに加え、週末を控えて持ち高調整の円買いも入って下値は限られた。

米中両国政府は13日、貿易交渉で第1段階の合意に達したと発表した。米国は15日に予定していた対中制裁関税「第4弾」の全面発動を見送り、9月に発動したスマートウオッチなど1200億ドル相当の中国製品への関税率を15%から半減する。中国は米農産物の輸入拡大のほか、金融市場の開放や知的財産権保護、為替政策の透明化を打ち出す方針。投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方から円の売りを誘った。

英総選挙では与党・保守党が過半数の議席を獲得し、ジョンソン英首相は「2020年1月31日までに欧州連合(EU)から必ず離脱する」と勝利宣言した。「合意なき離脱」が回避できるとの見方も円売りにつながった。

円の下値は堅かった。米政権は発動済みの2500億ドル相当の中国製品の制裁関税については25%の関税率を据え置いた。市場では大幅な関税引き下げへの期待があったため「想定よりも小さい引き下げだ」(BNPパリバのダニエル・カッツィーブ氏)との受け止めもあった。

米債券市場では米長期債が買われ、米長期金利が低下したのも日米金利差が縮小するとみた円買い・ドル売りにつながった。

円の安値は109円62銭、高値は109円21銭だった。

円は対ユーロで5営業日ぶりに反発し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=121円50~60銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで下落し、前日比0.0010ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1115~25ドルで取引を終えた。今週はユーロ買い・ドル売りが進み、13日の日本時間早朝には一時約4カ月ぶりのユーロ高・ドル安水準を付けた。英総選挙を受けて材料出尽くし感からユーロ売り・ドル買いが優勢になったとの指摘があった。

ユーロの安値は1.1112ドル、高値は1.1177ドルだった。

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