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NY円、続伸 1ドル=110円00~10銭 FOMC議事要旨受け円買い

2018/5/24 7:06
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【NQNニューヨーク=古江敦子】23日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸した。前日比85銭円高・ドル安の1ドル=110円00~10銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け米利上げ加速の観測が後退し、円買い・ドル売りが優勢になった。北朝鮮情勢の不透明感も低リスク通貨とされる円の買い要因だった。

北朝鮮を巡る地政学リスクや米外交の不透明感を背景に、円買い・ドル売りが進んだ日欧市場の流れを引き継いで始まった。ニューヨーク市場で早朝に一時109円68銭まで円高が進んだ。

米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した5月開催分のFOMC議事要旨では、ほとんどの参加者が、経済指標が想定通りに改善すれば「速やかに追加利上げに動くのが適切」とみていたことがわかった。6月利上げを示唆したが、市場では「予想通りの内容」と受け止められた。

最近の物価上昇は一時的とみている参加者がいたことも明らかになった。市場では「6月のFOMCで年内の利上げ回数を4回に増やす可能性は低い」(パンセオン・マクロエコノミクス)との見方が出た。

議事要旨の発表後に円買い・ドル売りが進んだ。米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買いも入った。

円は上値が重くなる場面もあった。ユーロに対するドル高圧力が強まり、円に対してもドル買いが及んだ。円は一時110円33銭まで売られた。

円は対ユーロで大幅に続伸し、前日比1円95銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円70~80銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで続落し、前日比0.0085ドル安い1ユーロ=1.1690~1700ドルで終えた。IHSマークイット発表のユーロ圏の5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が低調で、欧州で金融政策の正常化が遅れるとの見方からユーロ売りが出た。

ユーロの安値は1.1676ドル、高値は1.1720ドルだった。

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