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為替概況

NY円、小幅下落 1ドル=108円60~70銭で終了、米中交渉期待や米株高受け

2019/11/23 7:45
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【NQNニューヨーク=横内理恵】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に下落し、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=108円60~70銭で取引を終えた。米中貿易交渉の進展期待や米株高などを受けて、低リスク通貨とされる円が売られた。週末だったうえ、米中協議の行方を見極めたいとの様子見姿勢は残り、円の下値は堅かった。

米中貿易協議について中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が22日、「貿易戦争を回避するために、積極的に取り組んでいる」なとと述べたことが報じられた。トランプ米大統領が貿易交渉に影響しかねないとして、米議会が先日可決した香港の民主主義を支援する「香港人権・民主主義法案」に署名すべきか迷っていることも明らかになった。米中政府が貿易協議の進展を目指しているとの観測が強まった。

米株式市場でダウ工業株30種平均が4日ぶりに反発し、投資家のリスク回避姿勢が強まった際に買われやすい円相場の重荷となった。11月の米製造業の購買担当者景気指数(PMI、速報値)が市場予想に反して改善し、7カ月ぶりの水準に上昇したこともドル買いを誘った。

円売りの勢いは鈍く、円相場は下げ渋って終えた。米中貿易協議に対する慎重な見方が残るほか、来週は28日の感謝祭に向け薄商いとなるため、持ち高を傾けにくいとの指摘があった。米長期金利が低下する場面があり、日米金利差の縮小が円買いを誘う場面もあった。

この日の円の安値は108円73銭、高値は108円53銭だった。

円は対ユーロで続伸し、前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=119円65~75銭で取引を終えた。11月のユーロ圏やドイツのサービス業のPMI(速報値)が市場予想以上に落ち込んだ。英のサービス業のPMI(同)は好不況の境目とされる50を下回った。欧州景気の先行き不透明感が意識されたことで円買い・ユーロ売りが優勢だった。

ユーロは対ドルで3日続落し、前日比0.0040ドル安い1ユーロ=1.1015~25ドルで終えた。欧州のサービス業PMI悪化などを受けて対ドルでもユーロが売られた。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が演説したが、金融政策について踏み込んだ発言がなかったとして、相場の反応は目立たなかった。

この日のユーロの安値は1.1015ドル、高値は1.1061ドルだった。

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