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為替概況

NY円、上昇 1ドル=110円30~40銭で終了 米中摩擦激化でリスク回避

2019/5/23 6:44
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=110円30~40銭で取引を終えた。米中貿易摩擦への懸念が強まり、リスク回避時に上がりやすい円が買われた。米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いも入った。

=ロイター

米ニューヨーク・タイムズ(電子版)が21日夕、トランプ米政権が監視カメラ世界首位の中国企業、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)への禁輸措置を検討していると報じた。米中対立が先鋭化すると懸念が強まり、投資家が運用リスクを取る姿勢が後退した。

米株式市場ではダウ工業株30種平均が反落。債券市場では相対的に安全資産とされる米国債が買われて米長期金利が下がり、ドル売り・円買いにつながった。ドルは前日まで主要通貨に対して上昇基調にあったため、売りが出やすかった。

ただ、円の上値は重かった。英国の欧州連合(EU)離脱の関連法案の英議会承認について、与野党から反対の声が挙がり、関連法案の承認は難しいとの見方が広がった。EU離脱や英政治の不透明感から英ポンドが下げ、対ポンドのドル買いが対円にも波及し円の上値を抑えた。円の安値は110円44銭だった。

円は対ユーロで反発した。前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=123円00~10銭で取引を終えた。週後半に欧州議会選挙を控え、欧州政治の先行きを懸念する投資家のユーロ売りが優勢だった。

ユーロは対ドルで小幅に続落し、前日比0.0010ドル安い1ユーロ=1.1145~55ドルで終えた。対ポンドでのドル買いが対ユーロにも波及した。

ユーロの高値は1.1181ドル、安値は1.1150ドルだった。

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