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NY円、反発 1ドル=109円90銭~110円00銭で終了、一時1カ月ぶり円高

【NQNニューヨーク=横内理恵】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比85銭円高・ドル安の1ドル=109円90銭~110円00銭で取引を終えた。米欧の製造業関連指標が市場予想を下回り、世界景気の減速懸念が強まった。米株式相場が大幅安となり、投資家がリスク回避姿勢を強めたことで低金利で調達通貨とされる円の買いが優勢になった。一時は109円75銭と2月11日以来、およそ1カ月ぶりの高値を付けた。

=ロイター

IHSマークイットが発表した3月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値で製造業指数が1年9カ月ぶりの水準に低下した。ユーロ圏やドイツの製造業PMIも市場予想に届かず、それぞれ約6年ぶり、約6年半ぶりの低水準となった。世界景気の鈍化が改めて意識され、投資家心理を冷やした。

米債券市場で長期金利の指標である10年債利回りがほぼ1年3カ月ぶりの水準に低下し、米財務省証券(TB)3カ月物の利回りを11年半ぶりに下回った。過去に長短金利の逆転(逆イールド)が景気後退の前触れとなってきたとして、世界経済に対する先行き不透明感が意識された。

米株式市場ではダウ工業株30種平均が460ドル安と大幅安で終えた。投資家がリスク資産の持ち高を手じまう動きが広がったことで運用資金の調達通貨とされる円の買いが強まった。

この日の円の安値は110円33銭だった。

円は対ユーロで大幅に3日続伸し、前日比1円80銭円高・ユーロ安の1ユーロ=124円20~30銭で取引を終えた。米欧の景況感悪化と株安を受けて、対ユーロでも円の買いが優勢だった。円は一時、123円83銭と1月下旬以来の高値を付けた。

ユーロは対ドルで続落し、前日比0.0075ドル安い1ユーロ=1.1295~1.1305ドルで終えた。ユーロ圏やドイツの製造業PMIが悪化し、欧州景気懸念につながった。ドイツ国債の利回りが2年5カ月ぶりにマイナスとなるなど欧州金利の低下も目立った。

ユーロの安値は1.1274ドル、高値は1.1316ドルだった。

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