NY円、反落 1ドル=121円50~60銭、米CPI受け2カ月ぶり円安水準

2015/5/23付
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【NQNニューヨーク=大石祥代】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比50銭の円安・ドル高の1ドル=121円50~60銭で終えた。一時は121円57銭と、3月13日以来およそ2カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。この日発表された米物価指標を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに動きやすくなるとの観測が強まり、円やユーロなど幅広い通貨に対してドルを買う動きが広がった。

4月の米消費者物価指数(CPI)では変動の大きいエネルギーや食品を除いたコア指数が前月比0.3%上昇し、市場予想(0.2%程度の上昇)を上回った。米景気の減速を受けて利上げ時期が年末まで遅れるとの見方も浮上するなか、市場では「CPIは9月の利上げ予想を支持する結果だ」(BNPパリバ)との声があった。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが出たことも相場の重荷となった。

午後にはイエレンFRB議長が講演し、米景気の改善が続けば「年内のある時点で利上げ進むのが適切だ」との認識を示した。利上げの開始時期が近づいていることが改めて意識されたこともドル買いを後押しした。

この日の円の高値は120円87銭だった。

円は対ユーロで続伸し、前日比65銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=133円80~90銭で終えた。ユーロが対ドルで大きく下げ、対円にもユーロ売りが及んだ。

ユーロは対ドルで反落した。前日比0.0100ドル安い1ユーロ=1.1010~20ドルで終えた。一時は1.1003ドルと4月29日以来ほぼ3週ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた。米CPIやイエレン議長の発言を受けて、ユーロ売り・ドル買いが活発になった。

ユーロの高値は1.1184ドルだった。

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