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為替概況

NY円、反落 1ドル=109円25~35銭で終了、米中合意の観測で

2019/12/13 7:49
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【NQNニューヨーク=川内資子】12日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比75銭円安・ドル高の1ドル=109円25~35銭で取引を終えた。米中貿易協議の進展観測が強まり投資家のリスク回避姿勢が後退した。リスク回避の際に買われやすい円の売りが優勢となった。

ブルームバーグ通信などが午後に「米中は貿易協議の第1段階で原則合意したようだ」と報じた。朝方にはトランプ米大統領が「中国との大きな合意が近い」とツイッターに投稿し、米国の交渉担当者が新たな関税の取りやめなどを提案したとの報道も伝わっていた。

朝方から米中合意への期待から円売り・ドル買いが優勢だったが、原則合意が伝わると円売りが加速した。円は一時109円45銭と2日以来の円安・ドル高水準を付けた。米株式相場が上昇し投資家のリスク選好姿勢の高まりを意識した円売りが出たほか、米長期金利の上昇を受けて日米の金利差拡大を見込んだ円売りもみられた。

円の高値は108円56銭だった。

円は対ユーロで4日続落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=121円65~75銭で取引を終えた。一時は121円73銭と7月半ば以来ほぼ5カ月ぶりの円安・ユーロ高水準を付けた。リスク回避姿勢の後退を背景とした円売りが優勢だった。

ユーロはドルに対して横ばい。前日と同じ1ユーロ=1.1125~35ドルだった。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が就任後初めてとなる理事会後の記者会見で、域内景気の先行きリスクが「幾分和らいだ」との認識を示したのを受けユーロ買いが先行した。ユーロは一時、1.1154ドルと11月上旬以来の高値を付けた。

ただ、その後米中の貿易協議の進展期待からドルが対円などで上昇したのにつれ、ユーロは対ドルで上げ幅を縮めた。

ユーロの安値は1.1104ドルだった。

英ポンドは対ドルで大きく上昇し、1ポンド=1.31ドル台で終えた後、一時1.35ドルちょうど前後に水準を上げ、2018年5月以来のポンド高水準となる。米東部時間夕に12日実施の英総選挙の出口調査に基づく議席予測が伝わった。与党・保守党が過半数を確保する勢いという。保守党が過半数を確保すれば欧州連合(EU)からの離脱関連法案を単独で通せるため、EU離脱を巡る不透明感が薄れたとして英ポンド買いが膨らんだ。

出口調査が伝わると、欧州通貨であるユーロも対ドルや円などでの買いも勢い付いた。

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