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為替概況

NY円、4日続落 1ドル=108円05~15銭、一時1カ月ぶり安値

2019/9/13 6:33
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【NQNニューヨーク=川内資子】12日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=108円05~15銭で取引を終えた。一時108円19銭と8月1日以来ほぼ1カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。米中の貿易摩擦を巡る懸念の後退や欧州中央銀行(ECB)による包括的な金融緩和の決定を受け、投資家のリスク回避姿勢が後退。低リスク通貨とされる円は売り優勢となった。

トランプ米大統領が11日夜、2500億ドル分の中国製品への関税を引き上げる制裁の発動を2週間先送りすると発表した。12日には中国が米国産農産品の輸入手続きの再開を表明した。10月に開く閣僚級の貿易協議をにらみ、米中が歩み寄るとの期待が強まった。

欧州中央銀行(ECB)は12日の理事会で利下げと量的金融緩和の再開を決めた。量的緩和策の期間を「必要なだけ長く」とし、市場では景気下支えにつながると受け止められた。欧米の主要株式相場が上昇し、円には売りが優勢となった。

8月の米消費者物価指数(CPI)でエネルギー・食品を除くコア指数は前月同月比で2.4%上昇と伸び率が前月から拡大した。幅広い項目が上昇し、インフレ圧力の高まりを示した。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いも出た。

朝方は円買いが先行した。ECBによる金融緩和の発表直後に円買い・ユーロ売りが優勢となり、円は対ドルでも上昇した。

円の高値は107円52銭だった。

円は対ユーロで下落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=119円60~70銭で取引を終えた。一時119円83銭と8月6日以来の円安・ユーロ高水準を付けた。

ユーロはドルに対して反発し、前日比0.0055ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1060~70ドルだった。ECBによる追加金融緩和を見込んでユーロが下落基調にあったため、材料出尽くし感からユーロ買いが優勢となった。ECBの政策発表した直後は売りが先行し、ユーロは一時1.0927ドルと2017年5月以来の安値を付けた。

ユーロの高値は1.1087ドルだった。

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