2019年9月15日(日)

最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 21,988.29 +228.68
日経平均先物(円)
大取,19/12月 ※
21,800 +170

[PR]

為替概況

NY円、4日続伸 1ドル=105円20~30銭で終了 一時7カ月ぶり円高水準

2019/8/13 6:23
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=横内理恵】12日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続伸し、前週末比40銭円高・ドル安の1ドル=105円20~30銭で取引を終えた。米中貿易摩擦の激化に加え、香港のデモ拡大やイタリア政局の混乱などを背景にリスク回避の際に買われやすい円に資金が向かった。

朝方には105円05銭と1月上旬以来、約7カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。前週末にトランプ米大統領が早期の米中合意に否定的な発言をし、米中貿易戦争が長期化するとの懸念が強まっている。中国人民銀行が人民元の基準値を8営業日続けて元安に設定し、人民元相場は約11年5カ月ぶりの安値を更新した。中国経済への不透明感が強まったうえ、中国政府が元安を容認しているとの見方も今後の米中関係に対する懸念につながった。

香港のデモが拡大し、香港の航空当局が12日に香港国際空港を発着する全便の欠航を決めた。激しい抗議行動が収まる気配がなく、市場心理を冷やした。イタリアの連立政権が崩壊の危機にあるうえ、英の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感も強い。アルゼンチンでは大統領選の前哨戦となる予備選で経済界の評価が高い現職大統領が、ポピュリズム(大衆迎合主義)を掲げる左派の元首相に大差で敗れた。投資家のリスク回避姿勢が強まり、円買いを誘った。

リスク資産を手じまう動きが広がり、米株式市場ではダウ工業株30種平均が一時460ドルあまり下げた。安全資産である米国債への資金流入が加速し、米長期金利の指標とされる10年債利回りは一時前日比0.12%低い1.62%に低下した。日米金利差の縮小を手がかりとした円買い・ドル売りも優勢だった。

ニューヨーク市場の円の高値は105円12銭。円の安値は105円43銭だった。

円は対ユーロで4日続伸し、前週末比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=118円00~10銭で取引を終えた。米株が大幅安となったことやイタリア政局の混乱などから円買い・ユーロ売りが優勢だった。欧州市場では117円52銭と約2年4カ月ぶりの水準まで円高・ユーロ安が進んだ。

ユーロは対ドルで続伸し、前週末比0.0015ドル高い1ユーロ=1.1210~20ドルで終えた。欧州市場でユーロ売りが膨らむ場面があったが、米金利低下などを受けてニューヨーク市場ではユーロが買い戻された。

この日のユーロの高値は1.1230ドル、安値は1.1187ドルだった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。