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為替概況

NY円、3日ぶり反発 1ドル=106円40~50銭 持ち高調整の円買い

2018/3/13 6:38
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【NQNニューヨーク=古江敦子】12日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反発した。前週末比35銭円高・ドル安の1ドル=106円40~50銭で取引を終えた。2月の米雇用統計を受け前週末にドルが大幅に上昇した反動で、持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となった。13日発表の米消費者物価指数(CPI)を控え、様子見ムードも強かった。

 アジアと欧州市場で円高・ドル安が進んだ流れを引き継いだ。雇用統計で雇用者数が大幅に伸び、前週末に円は一時107円05銭まで下落した。12日は持ち高調整目的の円買い・ドル売りが入りやすかった。雇用統計では雇用が拡大した半面、賃金の伸び悩みが示された。この点が改めて材料視され、米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースは想定ほど加速しないとみた円買い・ドル売りも誘った。

 今週は2月のCPIや小売売上高など主要な米経済指標の発表が相次ぐ。米経済動向を見極めたいとのムードが広がり、持ち高を中立方向に戻すドル売り・円買いにつながった面もあるようだ。

 もっとも、円の上値は限られた。東京市場で学校法人「森友学園」を巡る問題に対し麻生財務相が自身の進退について「考えていない」と答えた。米市場では「円安志向とされる安倍政権の継続が意識され、円を積極的に買う機運が乏しかった」との指摘があった。

 円の高値は106円31銭。安値は106円64銭だった。

 円は対ユーロで反発。前週末比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=131円20~30銭で取引を終えた。

 ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発。前週末比0.0030ドル高い1ユーロ=1.2330~40ドルで終えた。米雇用統計を受けてユーロ安・ドル高が進んだ後とあって、持ち高調整を目的としたユーロ買い・ドル売りが入った。米CPIの発表を13日に控え、結果を見極めたいとしてユーロ買い・ドル売りを誘った面もあった。

 ユーロの高値は1.2345ドル、安値は1.2291ドルだった。

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