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為替概況

NY円、反落 1ドル=106円55~65銭、米株高や金利上昇で円売り

2019/8/22 6:33
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【NQNニューヨーク=戸部実華】21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=106円55~65銭で取引を終えた。米株式相場が上昇し、リスク回避の際に買われやすい円に売りが優勢になった。7月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、米長期金利が上昇(債券価格は下落)したのも日米金利差の縮小観測の後退につながった。

海外市場で進んだ円売り・ドル買いの流れを引き継ぎ、円は朝から安く始まった。ニューヨーク市場ではダウ工業株30種平均が一時上げ幅を前日比300ドル超に広げるなど、主要な米株価指数が軒並み上昇した。投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方から低金利で投資資金の調達通貨とされる円が売られた。

午後に10年半ぶりの利下げを決めたFOMCの議事要旨が公表されると、円売り・ドル買いの勢いが強まった。「多くの会合参加者がサイクル半ばでの調整とみている」と指摘しており、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会合後の会見で述べた内容と一致した。「大幅利下げを期待する市場参加者もいたがヒントはなかった」(邦銀為替ディーラー)との思惑を誘った。

もっとも、議事要旨の公表直後に円はやや下げ渋る場面があった。何人かの会合参加者が「貿易を巡る不確実性はやや後退したとみていた」のがわかった。7月の会合後にトランプ米政権が対中制裁関税「第4弾」の発動を表明するなど米中対立懸念が高まり、「7月時点よりもFRBは利下げに前向きになったかもしれない」(ナットウエスト・マーケッツのブライアン・デンジャーフィールド氏)との見方もあった。

円の安値は106円64銭、高値は106円35銭で値幅は29銭にとどまった。パウエルFRB議長の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムでの講演を23日に控えており金融政策に関する最新の見解を見極めたいとの雰囲気が強かった。

円は対ユーロで反落し、前日比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=118円15~25銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0015ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1080~90ドルで取引を終えた。FOMC議事要旨の公表を受けて対ユーロでもドルが買われた。米長期金利が上昇し、欧米金利差が拡大するとの見方からユーロ売り・ドル買いが優勢になった。

ただ、22日発表の8月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)の速報値や23日予定のパウエルFRB議長の講演内容などを見極めたいという雰囲気も強く、ユーロの下値は限られた。

ユーロの安値は1.1080ドル、高値は1.1105ドルだった。

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