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NY円、反発 1ドル=110円65~75銭、予想下回る米経済指標で円買い

【NQNニューヨーク=戸部実華】21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=110円65~75銭で取引を終えた。21日発表の米経済指標が軒並み市場予想を下回ったのを材料視した円買い・ドル売りがやや優勢になった。ただ米長期金利の上昇を受けて円の上値は限られた。

昨年12月の米耐久財受注額は前月比1.2%増と市場予想ほど伸びなかった。今年2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数はマイナス4.1と2016年5月以来のマイナス圏に落ち込んだ。市場はプラス14.0を見込んでいた。1月の米中古住宅販売件数は前月比1.2%減と市場予想に反して減少した。米景気の先行き不透明感が意識され、円買い・ドル売りを誘った。

米指標の下振れを受けて、米株式相場が反落した。投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方も低金利で投資資金の調達通貨とされる円相場を支えた。

ただ円の上値は限られた。米債券市場では米中貿易交渉の進展期待などを背景に安全資産とされる米国債に売りが優勢となり、米長期金利が上昇した。日米金利差が拡大するとの観測が円相場の重荷だった。

円の高値は110円56銭、安値は110円83銭だった。

円は対ユーロで3営業日ぶりに反発し、前日比25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円40~50銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで小幅に下落し、前日比0.0005ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1330~40ドルで終えた。米長期金利の上昇で欧米金利差が拡大するとみたユーロ売り・ドル買いがやや優勢だった。ただ市場予想を下回る米経済指標を受けたドル売りも出て、ユーロの下値は堅かった。

ユーロの安値は1.1324ドル、高値は1.1367ドルだった。

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