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為替概況

NY円、反落 1ドル=112円50~60銭 衆院選「与党優勢」報道で円売り

2017/10/12 6:33
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【NQNニューヨーク=古江敦子】11日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落した。前日比10銭円安・ドル高の1ドル=112円50~60銭で取引を終えた。日本の衆院選で自民党が安定多数を獲得する勢いと伝わり、円売り・ドル買いを促した。日米株式相場の上昇で投資家心理が強気に傾き、低リスク通貨とされる円が売られた面もあった。

 朝方は日欧市場で進んだ円買い・ドル売りの流れを引き継ぎ、円は一時112円08銭まで上昇した。日本経済新聞(電子版)が衆院選の世論調査の結果について「与党、300議席に迫る勢い」と報じると、円は売り優勢に転じた。安倍晋三首相が支持する緩和的な金融政策の継続を見込んだ円売り・ドル買いが広がった。円は一時112円58銭まで下げた。

 円は売り一巡後、買い戻される場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)が午後、9月19~20日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を発表した。多くの参加者が低インフレは一時的ではなく、持続的要因による可能性があると指摘していたことがわかった。外為市場では12月の利上げは相場にほぼ織り込まれているが「物価低迷が想定より長引けば、来年以降の利上げペースが鈍る」(スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏)との見方から円買い・ドル売りが入った。

 円は対ユーロで3日続落。前日比60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=133円35~45銭で終えた。

 ユーロは対ドルで3日続伸した。前日比0.0050ドル高い1ユーロ=1.1855~65ドルで終えた。スペイン・カタルーニャ州の独立問題を巡る緊張が和らぎ、ユーロ買い・ドル売りが進んだ欧州市場の流れが続いた。カタルーニャ州首相は10日夜に独立宣言の数週間延期を表明しており、中央政府との対話に前向きな姿勢も示していた。

 FOMC議事要旨を受けて、今後の利上げペースが鈍るとの見方が浮上し、ユーロ買いが一段と強まった。一時は1.1869ドルと9月25日以来ほぼ2週ぶりのユーロ高水準を付けた。

 ユーロの安値は朝方に付けた1.1828ドルだった。

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