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為替概況

NY円、反発 1ドル=107円40~50銭で終了、持ち高調整の円買い

2020/7/2 7:21
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【NQNニューヨーク=横内理恵】1日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=107円40~50銭で取引を終えた。東京市場で3週間ぶりに108円台を付けた後、ニューヨーク市場では持ち高調整などの買い戻しが優勢だった。同日発表の米経済指標が良好で、世界景気の回復期待が強まったのを受けてドルが対ユーロなどで売られたことも円買いにつながった。

アジア・欧州市場の流れを引き継ぎ、107円台半ばに上昇して始まった。足元で円安・ドル高が進んでいたため、2日の6月の米雇用統計の発表を前に利益確定や持ち高調整目的の円買いが入った。米株式相場の上値が重くなった場面でも円が買われた。

対欧州通貨などでのドル売りが優勢だったことも円を押し上げた。同日発表の6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が52.6と好不況の境目とされる50を回復し、市場予想を上回った。6月のADP全米雇用リポートでは非農業部門の雇用者の増加が続き、5月分が大幅に上方修正された。

同日発表の6月の中国の購買担当者景気指数(PMI)が上昇し、ユーロ圏の製造業PMI改定値は速報値から上方修正された。新型コロナウイルスの感染再拡大などで景気懸念が強まった際に、流動性を確保するためのドル買いが対欧州通貨などで優勢になった経緯があった。1日は世界景気に対する楽観が戻り、投資家が運用リスクを取ってドルを売る動きにつながった。

午後に米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC、6月9~10日開催)の議事要旨を公表した。物価目標を明確にすることでフォワード・ガイダンス(政策指針)を強化する案などの議論が進んでいたことが分かった。ただ当面はゼロ金利政策が続くとの見通しに影響する内容ではなかったとして、為替相場の反応はあまり目立たなかった。

この日の円の高値は107円36銭、安値は107円60銭だった。

円は対ユーロで反発し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=120円90銭~121円00銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反発し、前日比0.0020ドル高い1ユーロ=1.1245~55ドルで終えた。米欧指標の改善で投資家心理が上向いたことがユーロ買い・ドル売りを誘った。

ユーロの高値は1.1275ドル、安値は1.1198ドルだった。

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