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NY円、小幅続落 1ドル=104円60~70銭、米長期金利の上昇受け

【NQNニューヨーク=川内資子】30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅ながら続落し、前日比05銭円安・ドル高の1ドル=104円60~70銭で取引を終えた。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いがやや優勢となった。ただ、米株安を受けてリスク回避目的の円買いも入ったため、円の下げ幅は限られた。

9月の米個人消費支出(PCE)は前月比1.4%増と5カ月連続で増え、市場予想(1.0%増)を上回った。個人所得も5カ月連続で増加し、米債券市場で長期金利が上昇した。来週の米大統領選や議会選で大型の経済対策に前向きな民主党が優勢となれば、米国債が増発され長期金利が上昇するとの思惑も市場ではくすぶる。日米金利差が拡大するとの見方が円売り・ドル買いを促した。

ただ、欧米での新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、世界経済の回復が鈍化するとの懸念から米株式相場が反落した。投資家が運用リスクを避けて低金利通貨の円を買う動きも出たため、円相場の下値は堅かった。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米国での新型コロナの感染者数は29日時点で8万8000人超と、過去最多となった。欧州でも今週はドイツやフランスが行動制限を強化した。

円の安値は104円74銭、高値は104円38銭だった。

円は対ユーロで5日続伸し、前日比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=121円85~95銭で取引を終えた。

ユーロはドルに対して5日続落し、前日比0.0025ドル安の1ユーロ=1.1640~50ドルだった。一時1.1640ドルと9月28日以来ほぼ1カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた。欧州でのコロナの感染拡大を背景に、欧州中央銀行(ECB)が近く追加の金融緩和に踏み切るとの見方からユーロ売り・ドル買いが続いた。

ユーロの高値は1.1704ドルだった。

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