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為替概況

NY円、下落 1ドル=108円70~80銭で終了、米制裁関税見送り期待で

2019/12/11 7:30
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【NQNニューヨーク=横内理恵】10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は下落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=108円70~80銭で取引を終えた。米政権が15日に予定する関税「第4弾」の全面発動を見送る可能性があるとの報道を受け、低リスク通貨とされる円が売られた。

米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が10日、米中の政府関係者の話として「米中の交渉団が15日に発動する新たな関税を延期する方向で根回ししている」と報じた。「第1段階」の貿易合意に向けた交渉が進展するとの期待が円売り・ドル買いにつながった。米長期金利が上昇し、日米金利差が拡大したことも円の売りを誘った。

円の下値は堅かった。WSJによると米中の政府関係者は「第1段階」の貿易合意について「特に期限はない」との見解も示しているという。国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が15日に関税発動について「引き続き可能性がある」と述べたこともあり、米中協議の行方を見極めたいとの慎重姿勢が円相場を支えた。

11日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、12日には英総選挙の投開票がある。FOMCでは金利据え置きが予想されるが、今後の政策を占う上でFOMC後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見や参加者らの政策金利見通しが注目される。重要イベントを控えて持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。

この日の円の安値は108円76銭、高値は108円53銭だった。

円は対ユーロで続落し、前日比55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=120円60~70銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで続伸し、前日比0.0025ドル高い1ユーロ=1.1085~95ドルで終えた。欧州経済研究センター(ZEW)が発表した12月のドイツの景気予測指数が市場予想を上回り、ユーロ買いを誘った。12日の英総選挙で保守党が勝利し、「合意なき」欧州連合(EU)離脱が避けられるとの見方から約8カ月ぶりの水準に上昇した英ポンドにつれ高した面もあった。

この日のユーロの高値は1.1097ドル、安値は1.1074ドル。

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