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NY円、続落 1ドル=107円90銭~108円00銭 米中合意の観測で円売り

【NQNニューヨーク=古江敦子】10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落した。前日比45銭円安・ドル高の1ドル=107円90銭~108円00銭で取引を終えた。10日から始まった米中貿易協の進展への期待感が強まり、低リスク通貨とされる円は売り優勢となった。

朝方は円買いが先行した。アジア・欧州市場で円高・ドル安が進んだ流れを引き継ぎ、円は早朝に一時107円37銭とこの日の最高値を付けた。米中貿易協議の不透明感が意識され、円買いが進んでいた。

だが、トランプ米大統領が「中国の副首相と明日(11日)ホワイトハウスで会う」とツイッターに投稿すると円売りに転じた。米政府が協議に前向きと受け止められ、何らかの合意に達するとの観測が高まった。9日夜に米政府が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の禁輸措置を一部緩和する方針と報じられたことも改めて好感され、円売りを促した。

トランプ大統領は10日夕、この日の米中協議について「非常に首尾良く進んだ」と記者団に語った。米国債市場で長期債利回りが上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いを誘ったとの声も聞かれた。円は一時108円02銭まで低下した。

円は対ユーロで続落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=118円75~85銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで続伸。前日比0.0035ドル高い1ユーロ=1.1000~1010ドルで終えた。欧州中央銀行(ECB)が10日に公表した理事会の議事要旨(9月開催分)で、多数の参加者が量的金融緩和の再開に消極的だったことがわかった。ECBの追加緩和の観測が後退し、ユーロ買い・ドル売りが優勢となった。この日の高値は1.1033ドル、安値は1.1003ドルだった。

英ポンドはドルに対して上昇し、前日の1ポンド=1.22ドルちょうど近辺から1.24ドル前半に水準を切り上げた。英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、英首相とアイルランド首相が10日に会談し、合意を目指し協議を継続すると語ったのがポンド買いを誘った。

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