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NY円、続伸 1ドル=112円40~50銭で終了 日米金利差縮小や北朝鮮リスク

【NQNニューヨーク=横内理恵】連休明け10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前週末比20銭円高・ドル安の1ドル=112円40~50銭で取引を終えた。日米金利差が縮小した場面で円買いが優勢になった。持ち高調整を目的とした円の買い戻しも入った。

一時は111円99銭と9月26日以来、2週間ぶりの高値を付けた。米10年債利回りが前週末終値を下回る場面が多く、日米金利差の縮小を手がかりとした円買い・ドル売りにつながった。

米連邦準備理事会(FRB)による利上げ継続観測などを受け、前週末にほぼ3カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けていた。11日に公表される9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などを見極めたいとして、円の売り持ちを手じまう動きが広がった。

北朝鮮リスクも円買いを促した。同国が軍事的な挑発行動に出るとの警戒感が意識されており、低金利でリスク回避の際に買われやすい円を押し上げた。

トランプ米大統領が外交などを巡って共和党重鎮のコーカー上院議員と対立していると報じられた。政権が進める税制改革の早期実現の支障になりかねないとの思惑が浮上し、円買い・ドル売りを招いた面もあった。

円は引けにかけては伸び悩んだ。米金利が水準を切り上げたほか、米株式相場が上げ幅を拡大し、ダウ工業株30種平均が過去最高値で終えた。市場心理が好転し、低金利で調達通貨とされる円の重荷となった。

この日の円の安値は112円47銭だった。

円は対ユーロで続落し、前週末比65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円75~85銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで続伸し、前週末比0.0080ドル高の1ユーロ=1.1805~15ドルで終えた。9日に欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事が量的緩和の縮小開始に前向きな発言をしたと伝わり、ユーロが買われた。前週末に約1カ月半ぶりの安値を付けており、持ち高調整を目的としたユーロの買い戻しもあった。

ユーロの高値は1.1825ドル、安値は1.1782ドルだった。

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