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円、NY市場で反発 1ドル=109円35~45銭

【NQNニューヨーク=森田理恵】10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=109円35~45銭で終えた。朝方発表の4月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想ほど上昇せず、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速の思惑が後退。米長期金利が下がり、ドル売り・円買いにつながった。

米労働省が発表した4月のCPIは前月比0.2%の上昇と市場予想(0.3%上昇)に届かなかった。FRBの利上げが緩やかなペースにとどまるとの思惑から債券市場で米長期金利が低下。日米金利差の拡大観測が後退し、円買い・ドル売りを誘った。

東京市場では節目の110円をやや割り込んだところで円売りの勢いが弱まった。110円ちょうどで下値の堅さが意識される中、「予想を下回る米物価指標が加わり、円買いを後押しした」(CIBCキャピタル・マーケッツ)との声があった。

半面、英ポンドに対するドル買いが進んだ場面では、対ドルでの円買い圧力はやや和いだ。英イングランド銀行(中央銀行)が10日、政策金利を年0.50%で据え置くと決めた。あわせて公表したインフレ報告で2018~20年の経済成長率と物価見通しを下方修正。「利上げ時期が遅れるとの見方から英ポンドに売りが広がった」(為替ブローカーのFXTM)。

10日の円の高値は1ドル=109円30銭、安値は109円65銭だった。

円は対ユーロで続落し、前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=130円30~40銭で終えた。

ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反発した。前日比0.0065ドル高い1ユーロ=1.1910~20ドルで終えた。米CPIが市場予想を下回り、対ユーロでもドル売りが広がった。

ユーロの高値は1.1947ドル、安値は1.1871ドルだった。

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