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為替概況

NY円、続伸 1ドル=111円40~50銭 中国の米国債購入減額の報道で

2018/1/11 7:25
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【NQNニューヨーク=古江敦子】10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に続伸した。前日比1円20銭円高・ドル安の1ドル=111円40~50銭で取引を終えた。朝方に「中国が米国債購入の減額や停止を検討している」と伝わり、ドル買い需給が細るとの連想から円など主要通貨に対してドル売りが広がった。

 早朝の欧州取引時間に円は一時111円27銭と2017年11月28日以来の水準に上昇し、ニューヨーク市場でも円買いが先行した。米国債保有額が世界最大の中国が米債購入を減らせばドル需要が細るうえ「中国は代わりに欧州国債の購入額を増やすとの観測からユーロ高・ドル安が進んだ場面で、円に対してもドル売り圧力がかかった」との指摘もあった。

 23日に始まる北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉が難航する可能性が意識され、米国の通商政策の不透明感も円買い材料になった。NAFTA加盟国のカナダとメキシコの通貨が対ドルで急速に下げる場面があり、警戒感を強めた投資家が、相対的に低リスク通貨とされる円買いを増やした面もあった。

 ただ、買い一巡後は円の上値はやや重くなった。市場では「対中貿易で強硬姿勢を示す米国に中国が揺さぶりをかけただけで、相場が過剰反応しすぎ」(ブラウン・ブラザース・ハリマンのウィン・シン氏)と冷静な見方が次第に広がった。

 ニューヨーク市場の円の高値は111円30銭。安値は111円65銭だった。

 円は対ユーロで3日続伸した。前日比1円30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=133円10~20銭で取引を終えた。ユーロが足元で水準を切り上げていたため、持ち高調整の円買い・ユーロ売りが出た。

 ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反発した。前日比0.0015ドル高い1ユーロ=1.1945~55ドルで終えた。中国による米国債購入の減額・停止の報道を受け、ユーロ買い・ドル売りが優勢となった。

 ユーロの高値は1.2007ドル、安値は1.1940ドルだった。

 カナダドルが米ドルに対し下落した。前日終値の1ドル=1.24カナダドル台後半から1.25カナダドル台半ばに水準を切り下げた。ロイター通信がカナダ政府関係者の話として「トランプ米大統領がNAFTA脱退を表明する見込み」と報じ、メキシコの通貨ペソとともに対ドルで売られた。その後、一部のメディアが同報道を否定したが、カナダドルの上値は重かった。

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