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為替概況

NY円、続伸 1ドル=107円95銭~108円05銭で終了、リスク回避の円買い

2019/11/1 6:44
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【NQNニューヨーク=横内理恵】10月31日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比85銭円高・ドル安の1ドル=107円95銭~108円05銭で取引を終えた。米中貿易協議を巡る不透明感が再燃し、低リスク通貨とされる円が買われた。米金利が低下し、日米金利差の縮小を手がかりとした円買いも入った。

米中貿易交渉を巡って、米メディアが「中国高官が米政府と包括的で長期的な合意に到達できるかを疑問視している」などと報じた。米中は10月中旬に開いた閣僚級の貿易協議で部分合意した内容の調印に向けて準備を進めているが、米中交渉が前進するとの楽観姿勢が後退した。

米株式相場が下げ幅を広げ、投資家が運用リスクを取りにくくなったことで低金利の円に資金が向かった。前日から米金利の低下基調が加速していることも円の買いを促した。

シカゴ購買部協会が発表した10月の景気指数(PMI)が43.2と市場予想に反して9月から低下し、ほぼ4年ぶりの水準に低下した。中国国家統計局と中国物流購入連合会が発表した10月の中国のPMIも市場予想を下回った。世界景気の成長鈍化が米景気に影を落とすとの見方が改めて意識され、円買い・ドル売りを誘った。

前日に約3カ月ぶりの円安・ドル高水準まで円が売られており、ひとまず利益確定目的で円が買い戻されたとの声もあった。

この日の円の高値は107円92銭。円の安値は108円32銭だった。

円は対ユーロで反発し、前日比95銭円高・ユーロ安の1ユーロ=120円35~45銭で取引を終えた。市場参加者のリスク回避姿勢が強まり、対ユーロでも円が買われた。東京市場で約3カ月半ぶりの円安・ユーロ高水準を付けており、利益確定目的の円買い戻しもあった。

ユーロは対ドルで横ばいだった。前日と同じ1ユーロ=1.1145~55ドルで終えた。米欧の経済指標がともに景気や物価の低調な伸びを示したと受け止められたこともあり、売り買いが交錯し、方向感に欠けた。

この日のユーロの高値は1.1164ドル、安値は1.1132ドルだった。

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