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NY円、3日続落 1ドル=108円80~90銭で終了 米利下げ期待後退で

【NQNニューヨーク=横内理恵】9日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に3日続落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=108円80~90銭で取引を終えた。米利下げ期待の後退を手がかりとした円売り・ドル買いが続いた。10~11日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えており、発言への警戒感から円は下げ渋る場面もあった。

欧州市場の時間帯には108円96銭と5月末以来の円安・ドル高水準を付ける場面があった。前週末の6月の米雇用統計を受け、FRBが大幅な利下げに踏み切るとの観測が後退している。米長期金利の上昇による日米金利差の拡大も円の重荷となった。

議会証言でパウエル議長が利下げを急ぐ必要性を示さない可能性があるとの観測も円売り・ドル買いを誘った。ニューヨーク市場での円の安値は108円93銭だった。

午後には下げ幅を縮小する場面があった。FRB議長証言を見極めたいとのムードが広がり、このところ売り優勢が続いた円が買い戻された。米株式市場でダウ工業株30種平均が3日続落し、低金利でリスク回避の際に買われやすい円を下支えた面もあった。円の高値は108円73銭だった。

円は対ユーロで小幅に3日続落し、前日比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=121円95銭~122円05銭で取引を終えた。円が対ドルで下落し、対ユーロでも円の重荷となった。

ユーロは対ドルで4日続落し、前日比0.0005ドル安い1ユーロ=1.1205~15ドルで終えた。米利下げ期待の後退に加え、欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事が追加緩和の必要性に言及した最近の発言などを手がかりとしたユーロ売り・ドル買いもあった。この日のユーロの安値は1.1200ドル、高値は1.1214ドルだった。

英ポンドが続落し、前日の1ポンド=1.25ドル台前半から1.24ドル台後半に下落した。同日発表の英経済指標が低調だったうえ、英メイ首相の後任を選ぶ与党・保守党党首選を巡る不透明感などから「合意なき離脱」に対する懸念が高まった。欧州市場では一時1.2443ドルと、1月上旬以来およそ半年ぶりの高値を付けた。

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