NY円、続落 1ドル=115円35~45銭、米景気期待で10カ月ぶり安値
【NQNニューヨーク=森田理恵】9日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅続落し、前日比1円40銭円安・ドル高の1ドル=115円35~45銭と、この日の安値圏で終えた。一時は115円37銭と2月9日以来10カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけた。米経済指標の改善を手掛かりにした円売り・ドル買いが優勢だった。
朝方発表された12月の消費者態度指数(米ミシガン大学調べ、速報値)は98.0と前月から大きく上昇し、市場予想も上回った。10月の卸売売上高は前月比で1.4%増え、米景気の順調な回復に対する市場の安心感が円売り・ドル買いを促した。
前日の欧州中央銀行(ECB)理事会後、欧州市場の動きにつれて米市場でも長期金利が上昇、ドル高で反応していた。米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げに踏み切るとみられるなか、市場ではこの日の堅調な経済指標がドル高の流れを一段と強めたとの見方が出ていた。
9日の円の高値は114円62銭だった。
円は対ユーロで反落し、前日比75銭円安・ユーロ高の1ユーロ=121円70~80銭で終えた。
ユーロは対ドルで続落した。前日比0.0055ドル安い1ユーロ=1.0555~65ドルで終えた。ECBが前日の理事会で量的金融緩和の延長を決めたことを手掛かりにしたユーロ売り・ドル買いが続いた。米経済指標が改善し、米欧の金融政策の方向性の違いが改めて意識されてユーロの重荷になった。
ユーロの安値は1.0531ドル、高値は1.0580ドルだった。








