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NY円、5日続伸 1ドル=104円85~95銭 FOMC後に買われ4カ月半ぶり円高

【NQNニューヨーク=古江敦子】29日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5日続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=104円85~95銭で取引を終えた。一時は104円77銭と約4カ月半ぶりの円高水準を付けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受け、金融緩和の長期化を見込む円買い・ドル売りが優勢となった。

米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで、ゼロ金利政策と資産購入の維持を決めた。声明では「ここ数カ月で米経済活動や雇用情勢は幾分持ち直したが、年初の水準を大きく下回る」と指摘した。市場では「慎重な景気判断を示し、ゼロ金利政策を長く続ける方針をにじませた」(スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏)との指摘があった。

パウエル議長が記者会見の冒頭で米景気の不確実性について述べたことも円買い・ドル売りを誘った。

ただ、円買いの勢いは続かなかった。「議長会見では将来の政策方針について新たな材料が示されず、想定したほどハト派ではなかった」(邦銀の為替トレーダー)との声が聞かれた。金融緩和の強化が示されるとみて持ち高を円買い・ドル売りに傾けていた投資家が、中立方向に戻す円売りを出したという。

円の安値は105円20銭だった。

円は対ユーロで反落。前日比70銭円安・ユーロ高の1ユーロ=123円65~75銭で取引を終えた。ドルに対するユーロの上昇圧力が強く、円に対してもユーロ買いが優勢となった。

ユーロは対ドルで反発し、前日比0.0075ドル高い1ユーロ=1.1785~95ドルで終えた。一時は1.1807ドルとほぼ1年10カ月ぶりのユーロ高水準を付けた。FOMC後に米金融緩和の長期化を見込むユーロ買い・ドル売りが強まった。ユーロは買い一巡後に利益確定の売りが出て、取引終了にかけて上値がやや重くなった。

ユーロの安値は1.1719ドルだった。

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