「印僑」と「華僑」 強い結束、事業広げる
アジアひと未来
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国境を越えて人やお金がつながるアジア。けん引役は海外に定着した中国系の「華僑(華人)」とインド系の「印僑」だ。中国国籍の保持者は華僑、移住先の国籍を取得した人は華人だが、日本では華僑と総称することが多い。印僑にはそうした区別がない。
かつて欧米列強がアジアを植民地支配する過程で肉体労働者として移住し、事業を興した人も多い。華僑は5千万人、印僑は3千万人規模との推計もあり、特に東南アジアに根を張る。...
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