LINE使い高齢者の生活支援 音声・文字を変換 長崎大が開発
長崎大学は31日、高齢者が対話アプリ「LINE」を使って遠方の家族とやりとりしたり、宅配スーパーに注文したりできる「ソーシャルメディア仲介ロボット」システムを開発したと発表した。高齢者がロボットに話しかけた音声をテキストデータに変換しLINEでスーパーなどに注文する一方、家族らがLINEで送信した文章をロボットが音声に換えて高齢者に伝える。
高齢者と通話先の会話の履歴を人工知能に学習させ、高齢者が相手先を伝えなくても内容によって宛先を推定する独自技術を導入した。11月からサービス付き高齢者向け住宅で実証実験し、来年にも実用化を目指す。
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