2019年5月24日(金)

立てこもり男を逮捕 福岡・篠栗町

2017/4/29 17:54 (2017/4/29 18:40更新)
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29日午前7時55分ごろ、福岡県篠栗町津波黒のアパート1階の一室で、ライフルのようなものを持った男が1人で立てこもっているのを警察官が見つけた。福岡県警は同日午後5時ごろ、部屋に突入し、この部屋に一人で暮らす50代の男を公務執行妨害の疑いで緊急逮捕した。男はけがをしているが命に別条はない。他に人質やけが人はいないという。

県警によると、同6時45分ごろ、近くの住民から「軽ワゴン車が邪魔で車を出せない」との苦情が粕屋署に届き、警察官が部屋を訪問。声をかけたが応答がなく、裏のベランダ側に回ったところ、窓からライフルのようなものを持った男を見つけた。警察官に銃口を向けたという。男はライフルを所持する許可は得ていなかった。

県警が電話や声がけなどで男の説得を続けたが、呼びかけには最後まで応じなかったという。立てこもりから約9時間がたった同日午後5時ごろ、県警が部屋に突入し男の身柄を確保した。男はけがをしていたが、命に別条はない。

男は前日の28日夜にも近くの道路で車を低速で走らせていたとして住民からの苦情を受け、警察から職務質問を受けていた。男の話には意味不明の内容があったという。

現場はJR篠栗線の篠栗駅から北西約1キロの住宅地。県警は規制線を張り、現場から半径50メートル以内の約80世帯の住民らに避難を呼びかけた。住民らは規制線の外にある公民館などに移った。現場近くの篠栗北中学校では、部活動で登校していた生徒約160人を体育館に集め、迎えに来た保護者とともに昼ごろまでに避難させた。

サッカー部の孫を迎えに同校に駆けつけた松尾義彦さん(65)は「平和な町でこんな事件は初めて」と驚いた表情だった。近くに住む同町の小杉弘一さん(41)は「ゴールデンウイークの始めにこんな事件が起きるなんて。年寄りや子供が多い町なので心配」と話した。

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