福岡市長と自民の溝鮮明 空港関連の条例案否決で余波

2017/2/28 1:33
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開会中の福岡市議会で、最大会派の自民党と高島宗一郎市長の溝が鮮明になっている。23日に市が提出した「福岡空港未来基金」設置条例案が自民などの反対で否決され、市は例年与党と行う新年度予算案の勉強会から自民を除外。自民では市長を支持する市議が27日までに3人離脱した。今後予定する新年度予算案の審議が混乱する可能性もありそうだ。

貞刈厚仁副市長は27日、記者団の取材に応じ、勉強会から自民を除外した理由について「市が議会の開催前に同党に説明した非公開の内容を、議会の席で同党市議が公言し信頼関係を損ねたから」とした。勉強会の再開については「申し入れがあれば、市でも検討していく」と強気だ。

同日、記者団の取材に応じた自民党市議団の光安力会長は「今後も与党として市長を支えていく」とした上で、市長との直接の会談も「やぶさかではない」との考えを示した。

ただ、党内も一枚岩ではない。空港未来基金案に対し党が反対の方針をとったことを受け、市長派の市議1人が23日に会派を離脱したほか、27日には新たに2人が離脱を表明。今月上旬、南区の公園再整備を巡る議会常任委の採決で、同党が党議拘束をかけたことなども2人の離脱の原因という。

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