東京の化学品商社、北九州に本社移転 新ケミカル商事、来春に

2017/9/27 22:15
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化学品商社の新ケミカル商事(東京・千代田、上田哲則社長)は27日、2018年4月に本社を北九州市小倉北区に移転すると発表した。市内の営業拠点に管理部門を移し、人員を5割増の30人規模にする。新規開発部を設け、取引先の新日鉄住金化学や九州北部の中小企業と建材や資源リサイクルの分野で新事業の立ち上げも目指す。

同社は高炉向けセメントや合成樹脂、肥料などの加工販売で、2017年3月期の売上高が約600億円。従業員数は約150人で主に首都圏から西日本にかけて営業拠点を展開している。

新ケミカル商事の上田哲則社長(左)と北九州市の北橋健治市長

新ケミカル商事の上田哲則社長(左)と北九州市の北橋健治市長

現在の北九州市内で1947年に創業した化学品商社を前身とし、八幡製鉄所などとの取引を軸に成長してきた。本社移転を機に「九州で人材採用を有利に進めながら、環境技術で先行する市や地元企業と連携してアジア展開を加速する」(上田社長)考えだ。

都内では「化学系の中堅商社で特色が伝わりにくく、優秀な人材を採りにくい」(同)といい、財務機能などを残して移転する。親会社の資材会社、日豊ホールディングス(北九州市)との連携を深める狙いもある。

共同会見した北橋健治市長は「(アジアへの環境技術供与を進める)市の政策とも共鳴し、喜ばしい」と述べた。

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