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3万人移動、渋滞回避にメド 熊本県、2019年ラグビーW杯で

2017/4/28 2:01
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熊本県は2019年ラグビーW杯の開催時に、渋滞の発生を抑えながら3万人規模の観客を円滑に会場に運ぶ仕組みを構築した。会場周辺には駐車させず、離れた駐車場から観客数に応じた便数のバスでピストン輸送する新システムを導入。効率輸送を実現する。駅から遠い会場での大規模イベントは渋滞が悩みの種で、注目を集めそうだ。

熊本でのW杯は熊本市の「えがお健康スタジアム」が会場。数キロ離れた大型展示場や民間工場の協力を得て臨時の駐車場にする。通常時で計3100台、最大で計6300台まで収容する。

駐車場からスタジアムまではシャトルバスで観客をピストン輸送する。会場周辺の駐車場はシャトルバス用とし、一般の車は駐車禁止とする。

マイカーを使う観客は前日までに、セブンイレブンやローソンファミリーマートなどのコンビニやチケットぴあを通じて駐車券を予約し、乗車人員も申告する。

駐車券の予約状況を基に想定来客数を駐車場ごとに集計し、シャトルバスや警備員数を増減させる。バスの運行は5分刻みで変え、観客数の増減に柔軟に対応する。

県は過去のサッカーの試合や大型コンサートの際の交通情報を基にシミュレーションを重ねた。スタジアムの収容人員は最大で実質3万人で、満員の場合、自家用車6300台が来る見込みという。複数の駐車場に分散して止めてもらい、効率的にピストン輸送することで渋滞発生を抑えられる見通し。輸送・警備費の軽減効果も見込む。

自家用車を使わない観客向けには、JR熊本駅と同市中心部からの路線バスを増便するのに加え、ツアー形式の臨時直行バスも運行する。

6月10日に熊本市で開く日本代表対ルーマニア代表戦の際、バス160台で実証実験を行う。幹線道路の交通量などを検証し本番に備える。同様にW杯の会場になる埼玉県などの担当者が情報収集のため熊本県を訪れたほか、ルーマニア戦では他の自治体関係者も視察に来る見通しだ。

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