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南阿蘇の村道が開通 熊本地震で寸断、「復興へ弾み」と歓迎

熊本地震で橋が損傷するなどして寸断されていた熊本県南阿蘇村の村道の応急復旧工事が完了し、震災発生から1年4カ月余りが過ぎた27日、開通した。熊本市街と阿蘇地域のアクセスが改善されて、観光客や住民らの移動時間が大幅に短縮する見込みで、地元からは「復興へ弾みがつく」と歓迎の声が上がった。

開通したのは村中心部と同村の立野地区を結ぶ約3キロの道路。両端で地盤沈下が起きた阿蘇長陽大橋や道路の一部が崩落した戸下大橋を、国土交通省が復旧した。今後、斜面の崩壊対策なども行う。開通により九州自動車道熊本インターチェンジ(熊本市)から村役場への所要時間は迂回ルートより約30分短縮され、約35分となる見込み。

正午の開通直前、熊本市街に近い方の入り口では待ち望んだ人らの車が数キロ列をつくった。県はこの日、くまモンを描いたバスに観光業者らを乗せて橋を渡り、阿蘇地域のモニターツアーを実施。県の担当者は「ルートの一つが開通したことで、阿蘇地域の観光の復興に弾みをつけたい」と期待する。阿蘇地域への他の主要ルートや崩落した阿蘇大橋の復旧には数年かかるとみられている。

地震の影響で今も357世帯に避難指示が続く立野地区から村の中心部までの所要時間は約10分へと大幅短縮される。同区長の上村健さん(67)は「人や物の流れが戻り、地域の復旧も進んでいってほしい」と話した。〔共同〕

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