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川内原発の停止要請 鹿児島知事「再検証を」

鹿児島県の三反園訓知事は26日、川内原子力発電所(同県薩摩川内市)の一時停止と点検・検証を九州電力に正式に申し入れた。鹿児島県庁に瓜生道明社長を呼び、要請書を手渡した。新規制基準導入後に知事が稼働原発の一時停止を求めるのは初めてとなる。

三反園知事は「熊本地震を受けて県民の不安の声がある。原発を一旦止めて再点検・再検証してほしい。誠意ある対応をお願いしたい」と話し、瓜生社長に要請書を手渡した。要請書では自治体の避難計画に対する支援体制の強化や、事故やトラブルなどの際のタイムリーで正確な情報発信を求めている。

三反園氏は7月の知事選で脱原発を掲げて当選。就任後も「熊本地震で県民が不安に思っている以上は一旦(原発を)停止すべきだ」と主張してきた。19日には川内原発周辺を視察。原発事故が発生した際の住民の避難計画を「見直す必要がある」と指摘していた。

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