2019年3月20日(水)

霧島酒造、焼酎の新工場 「黒霧島」好調、157億円投資

2016/5/24 21:27
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焼酎大手の霧島酒造(宮崎県都城市)は24日、都城市内に新工場を建設すると発表した。生産能力は1.8リットル瓶換算で1日4万本。現在の4工場体制(合計16万本)に比べて25%高まる。貯蔵タンクなどを含む総投資額は157億円。主力の芋焼酎「黒霧島」や「白霧島」などの販売が首都圏や近畿圏を中心に好調で、生産体制を強化して需要に対応する。

同市内で稼働している同社の志比田工場の隣接地約3万2千平方メートルに「志比田第二増設工場」を建設する。4階建てで延べ床面積は約1万2千平方メートル。来年2月に着工し2018年8月から操業する。工場増設に合わせて従業員25人を新規雇用する。

新工場には新たに焼酎貯蔵タンク(容量300キロリットル)60本と、焼酎かすリサイクルプラントも併設。同プラントで回収したメタンガスを、新工場で使うボイラー燃料の一部に活用する。これらの施設は新工場より一足早く今年7月に着工する。

同社は芋臭さを抑えて飲みやすくした「黒霧島」が人気を集め、焼酎販売数量が15年3月期に4690万本と10年間で約2.5倍に拡大。都城市内にある4工場はフル稼働が続いているという。

工場を増設することで焼酎の生産・貯蔵能力に余裕をもたせ、「原料の芋が不作になった場合でも焼酎を安定供給できる体制を築く」(江夏順行社長)狙いだ。

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