2019年3月21日(木)

十八銀「統合へシェア落とす」 地元理解へ説明会 頭取会見

2017/4/17 21:54
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長崎県の十八銀行は17日、ふくおかフィナンシャルグループ(FG)との経営統合について長崎市内で記者会見した。公正取引委員会の審査が長期化する中、森拓二郎頭取は「構造的措置としてシェアを落とすことに踏み込まないといけない」と債権譲渡の可能性に言及。県内9カ所で説明会を開き、地元理解を深める方針も明らかにした。森頭取の記者会見での主な発言は以下の通り。

――統合で競争環境が阻害されるとの懸念があります。

「金融行政も独占禁止法も、消費者利益の保護が最終目的。統合後も金利を上げたりサービスの水準を下げたりすることはないと公約してもいいし、第三者にモニタリングを依頼してもいい。お客様に不利益はないと丁寧に説明していく」

「今年、創業140周年を迎えるのに合わせ、県内9カ所で説明会を開く。ご挨拶が主だが、経営統合に関する質問があれば個別に対応する」

――公取委は、県内で圧倒的シェアを握ることを問題視しています。

「構造的措置ということで、シェアを落とすことに踏み切らないといけない。顧客の同意がないと進まないが、債権譲渡も選択肢の一つだ」

――離島など競合がいない場所では問題解消措置を取るのが難しい。

「船に乗って(本土の)店舗に来なさいといった無理なお願いはできない。他の部分で策を講じざるを得ない」

――10月に予定する統合の再延期の可能性は。

「そこを目指して頑張るしかない。再延期がないとは言えないが、その場合も(公取委から)クリアランスが得られる感触を示したい」

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