2019年1月17日(木)

大学発ベンチャー振興会議が発足 ふくおかFGが投資枠設定

2017/2/15 21:41
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九州大学と九州経済連合会などは15日、九州の大学発ベンチャーを支援する「九州・大学発ベンチャー振興会議」を設立したと正式発表した。ふくおかフィナンシャルグループ(FG)が新事業創出支援のため50億円の投資枠を設定。オール九州でベンチャー育成を支援する体制を整え、地域活性化につなげる。

参加するのは九大をはじめとする九州の12大学とトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)などの地元企業、九経連など経済団体。今後、希望があれば九州の他大学や九州内外の企業も受け入れる。

経済界と域内の複数大学が連携して大学発ベンチャーを支援する仕組みは全国でも珍しい。同日の発足会見で九州地域産業活性化センターの麻生渡会長(元福岡県知事)は「個々の大学では人材や事業化ノウハウなどの蓄積が難しく、ベンチャーを育成するうえでネックだった。こうした部分を共通で利用できる仕組みができた」と述べた。

ベンチャー企業を支援するための成長資金の供給はふくおかFGが中心となる。2016年に設立した投資専門の子会社「ふくおかテクノロジーパートナーズ」(FTP)の投資枠を振興会議の立ち上げに合わせて4月以降、最大50億円程度まで拡大。FTPから直接出資したり、ほかの地方銀行系列などのベンチャーキャピタル(VC)と協力して新たなファンドを作ったりすることを検討していく。

FTPは投融資のほか、事業化に必要なビジネスプラン、法人設立支援も担う。振興会議に参加する企業や金融機関のネットワークも活用し、販路拡大のためのビジネスマッチングも支援する。FTPの規模拡大に合わせて、ベンチャー投資に実績のある外部人材も迎える予定だ。

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