ノーマイカー通勤実験 沖縄県、国と渋滞緩和検証 - 日本経済新聞
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ノーマイカー通勤実験 沖縄県、国と渋滞緩和検証

内閣府沖縄総合事務局と沖縄県は、マイカー通勤者が公共交通機関などを利用したり時差通勤をしたりすることで、道路の渋滞緩和にどれほど効果があるかを検証する実験を行う。期間は9月16日から1週間で、このほど参加する企業や事業所の募集を開始した。主に那覇市内から200社以上の参加を見込む。

那覇市は2012年の調査で、朝夕の混雑時の車の走行速度がワースト1位となり、全国で最も渋滞が激しいとされる。沖縄県などが県民に路線バスの利用を促す「わった~(私たち)バス党」という取り組みを展開していることにちなみ、今回の実験は「わった~バス大実験」と名付けた。

実験に参加する従業員は期間中、路線バス、モノレール、自転車の利用や徒歩で、または同僚との相乗りで通勤する。あるいは渋滞のピーク時を避けた時差出勤をする。1日だけの実施でも可能とする。

実験後、参加者にアンケートを行うほか、ビッグデータ分析を用いて交通量や走行速度などの変化を調査。渋滞の緩和効果を検証して「バスをさらに使ってもらったり、バスの利便性を向上させたりする取り組みのきっかけにしたい」(総合事務局)という。

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