移住希望33人指名 鹿児島で「ドラフト会議」 11地域が交渉権

2017/3/13 21:52
保存
共有
印刷
その他

移住希望者とU・Iターン人材の受け入れに意欲的な地域をマッチングするイベント「移住ドラフト会議2017」が鹿児島市内であった。全国でも珍しい取り組みだといい、昨年に続き2回目の開催となった。参加地域は鹿児島県に加え、宮崎県にも拡大した。11地域が計33人を指名し、「独占交渉権」を得た1年間でそれぞれに関係づくりを進める。

市民団体「鹿児島移住計画」が11~12日に実施した。1日目は希望者と受け入れ先のNPO法人や企業などがそれぞれ自己PR。2日目に選択会議を開いた。競合した場合は各地域の代表者による抽選で候補者を決める仕組み。プロ野球のドラフト会議さながらに盛り上がり、人と地域の新たな出会いが生まれた。

長野県在住の高岡昌寛氏は宮崎県の日南市IT(情報技術)企業関連地域から1巡目に指名された。「逆指名したかったくらいの地域。フィンテックなどの知見を生かし、新しい仕事の立ち上げに貢献できれば」と笑顔で話した。

同会議を発案した永山由高氏は「移住促進の取り組みで先を行く日南市から2地域が参加し、鹿児島の各地域も刺激を受けた」と指摘。「移住をキーワードに様々な形で地域とつながりを持とうとする人が増えていると実感した」と述べた。

国の地方創生人材支援制度で総務省から鹿児島県長島町に派遣中の井上貴至副町長も地域の一員として参加。「ぶり奨学金制度」など町内外の企業や金融機関なども巻き込んだ同町の地域おこしを説明し「人も地域もダイヤと同じ。光の当て方で輝きも変わる。各地域で独自のダイヤを見つけてほしい」と指名された人にエールを送った。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]