集団自決の壕 荒らされる 沖縄「チビチリガマ」

2017/9/13 12:35
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 太平洋戦争末期の沖縄戦で住民が「集団自決」に追い込まれた沖縄県読谷村の自然壕「チビチリガマ」で、入り口や内部にある遺品などが壊されていたことが分かった。遺族会関係者らが13日までに確認した。県警嘉手納署が現場の状況を調べている。

 遺族会によると、ガマの中には小さな遺骨や、当時の住民が使ったとみられる遺品が置かれているが、そのうち瓶やつぼが割られていた。平和学習で訪れた中高校生がささげた千羽鶴の一部も地面に放り出され、平和を願う歌が書かれた看板も引き抜かれていた。5日までは異常はなかったという。

 母方の祖母ら5人を亡くした遺族会の与那覇徳雄会長(63)は「非常にひどい話で残念だ。なぜこんなことをするのか理解できない」と話した。

 チビチリガマは1945年4月1日の米軍の沖縄本島上陸後、周辺の住民が避難し、80人以上が集団自決したとされる。

 87年には入り口前に建てられた「世代を結ぶ平和の像」が右翼団体員に破壊され、95年に修復されたことがある。〔共同〕

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