2018年4月20日(金)

オスプレイ大破は操縦ミス 米が原因報告書、16年の不時着事故

2017/9/11 9:49
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 米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイが昨年12月に同県名護市沿岸部で不時着し大破した事故に関し、米政府は、夜間に空中給油訓練を行っていたオスプレイのパイロットの操縦ミスだったとする最終報告書をまとめた。日本政府が11日、発表した。

 パイロットがオスプレイのエンジン出力を上げすぎ、右のプロペラが空中給油機の給油ホースに接触。機体の大きな振動などで「安全な飛行を継続することが困難」と認識し、機体を制御しながら意図的に不時着させたとしている。事故当日の飛行リスクは「低い」と評価されていたという。

 普天間基地所属のオスプレイは今年8月、オーストラリア沖で墜落事故を起こし海兵隊員3人が死亡。米軍岩国基地(山口県岩国市)離陸後に民間専用の大分空港に緊急着陸するなど、トラブルが相次いでいる。

 最終報告書などによると、昨年12月13日午後9時9分ごろ、残り燃料の警告が出たオスプレイが給油ホース接続を試みたところ、約10分後に鹿児島県・与論島の与論空港南東約15キロの海上で接触事故が発生。同29分ごろに名護市安部の浅瀬に不時着し大破、搭乗員2人が負傷した。訓練は「困難な気象条件下」で行われたとしている。

 米軍は日本政府に「機体自体の安全性は確認できた」などと事故概要を説明してきた。

 沖縄県の富川盛武副知事は11日、北中城村の米軍キャンプ瑞慶覧で在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官から最終報告書の説明を受け「本当に安全なのか、事故率などについても県民が納得できる目線で説明してほしい」と要求した。〔共同〕

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