2019年2月16日(土)

長崎、70回目の原爆の日 平和祈念式典始まる

2015/8/9付
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長崎は9日、被爆から70回目の原爆の日を迎えた。爆心地近くの長崎市の平和公園で平和祈念式典が開かれた。平和の鐘が打ち鳴らされ、原爆投下時刻の午前11時2分に被爆者や遺族、安倍晋三首相、田上富久長崎市長ら約6700人が犠牲者の冥福を祈り、黙とうをささげた。

平和祈念式典で原爆投下時刻に合わせ黙とうする参列者(9日午前、長崎市の平和公園)

平和祈念式典で原爆投下時刻に合わせ黙とうする参列者(9日午前、長崎市の平和公園)

式典は午前10時35分、被爆者による合唱で始まり、長崎市内の高校生2人の司会で進行した。式典の様子はインターネットで同時中継された。

市の発表によると、核保有国のロシア、フランス、中国をはじめ、過去最多の75カ国の政府関係者が参列。米国からは初めてワシントンの高官で軍縮問題を担当するガテマラー国務次官が出席した。

この1年間で死亡または死亡が確認された3373人の原爆死没者の名簿が奉安された。長崎原爆の死没者は計16万8767人になった。

長崎市長が平和宣言を読み上げるほか、被爆者を代表して長崎原爆被災者協議会会長、谷口稜曄(すみてる)さん(86)が「平和への誓い」を述べる。谷口さんが平和への誓いを朗読するのは1974年以来2回目。戦後70年で高齢化が進んでいる被爆者の平均年齢は今年初めて80歳を超えた。

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