フンドーキン醤油、APUとハラル対応しょうゆ開発へ

2017/5/1 21:34
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みそ・しょうゆの製造販売を手がけるフンドーキン醤油(大分県臼杵市)は、アルコールを添加しないなどイスラム教の戒律に沿ったハラル対応のしょうゆ開発を始めた。立命館アジア太平洋大学(APU)との共同研究で、今秋に業務用を、年内に消費者向け商品を投入する。東南アジア諸国連合(ASEAN)市場への本格参入に向けた足がかりを築く。

同社は昨秋から、イスラム教徒が多いマレーシアやインドネシアなどからのAPUの学生に、しょうゆの味やパッケージデザインの好みなどを聞き取り調査を実施した。甘口が好まれるなどの声を生かし、4月にハラル対応商品を120キロリットル仕込んだ。

対応商品は、雑菌繁殖抑制のためのアルコールは添加しない。ハラル認証取得のため専用製造ラインを整え、新たに充填室を設置する。今後はAPUと相互連携協定を結んでイスラム圏やASEANでのしょうゆ消費の実情を詳しく研究、食材の使い方や調理方法などを商品開発に役立てる。

10月には18リットル入りの業務用商品の発売を予定する。イスラム圏からの旅行者を積極的に受け入れる九州域内のホテルや飲食店を主なターゲットとする。年内には個人向けに持ち運びやすい300ミリリットル程度の商品を発売する考えで、「学生の声を取り入れ、成長市場のASEANなどアジア諸国で販路を拡大したい」(営業部企画販促課)としている。

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