2019年1月21日(月)

高浜原発3号機が再稼働 関電、2月下旬にも営業運転

2016/1/29 17:10
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関西電力は29日、高浜原子力発電所3号機(福井県)を再稼働させた。同日午後5時、原子炉の核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く作業を始め、原子炉を起動した。30日午前6時ごろには核分裂が連続して起きる「臨界」に達する見通し。その後、ゆっくり出力を高め、2月下旬にも営業運転を始める。再稼働は2012年2月以来、約4年ぶり。

高浜3号機は使用済み燃料を再利用してつくる「ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料」を使うプルサーマル発電を採用する。新規制基準施行後、MOX燃料を使う原発の再稼働は初めて。プルトニウムを消費できる利点があり、核燃料サイクルには一定の役割を果たす。高浜4号機もMOX燃料を使って発電する。

11年3月の東日本大震災をきっかけに原発を動かすハードルは格段に高くなった。原子力規制委員会が13年7月に新規制基準を導入して以降、基準を満たして再稼働したのは国内の全43基のうち九州電力川内1、2号機(鹿児島県)のみ。高浜3号機は川内に次いで3基目となる。関電は高浜4号機も2月下旬に再稼働し、3月下旬にも営業運転に踏み切る。

関電は高浜3号機の安全審査を13年7月に規制委に申請。15年2月に審査に合格し、1年かけて検査を続けてきた。4月以降は規制委の審査が終盤にさしかかっている大飯3、4号機(福井県)の対応人員を増やし、16年度中の合格を目指す。

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