2019年5月25日(土)

食品容器、衛生・密閉性高く 岩崎工業、パッキンと蓋一体に

2016/11/12 6:00
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プラスチック関連商品を製造・販売する岩崎工業(奈良県大和郡山市)は衛生に配慮した食品容器を開発した。密閉性を高めるのに使うパッキンというヒモ状の部分を容器の蓋に装着させ、取り外す手間をなくした。食品がパッキンに付きにくく洗う手間を省力化できる。密閉性も高いという。

新製品は「EASY CARE」。パッキンの素材は従来、ほとんどがシリコンだったが、サーモプラスチックエラストマーと呼ぶ熱可塑性の素材を開発した。220度の熱溶着処理を施すことでプラスチックの蓋との接着を可能にした。開発コストは1億円強。

大きさによって9種類ある。展示会での反響が良かった米国向けの出荷を始めた。国内でも12月中旬から販売する。希望小売価格は650ミリリットル入りの標準タイプで500円弱。従来品より25~30%強高いという。

岩崎能久社長は「医療用素材の活用が開発につながった。世界特許の取得を目指したい」と話す。

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