京都観光名所「流れ橋」、存廃や再建手法を議論 有識者委が初会合

2014/9/11付
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京都府南部の木津川に架かり、時代劇の撮影や観光地にもなっている木造橋「上津屋橋(流れ橋)」が8月に損壊し、存廃や再建手法が検討されることになった。橋を管理する府は10日、有識者や地元代表者ら12人からなる「上津屋橋あり方検討委員会」の初会合を開き、撤去も含めた議論を始めた。

流れ橋は長さ356.5メートル。73基の橋脚の上に74枚の橋板を載せた構造で、増水すると橋板が流出して橋脚のダメージを減らす。8月の台風11号に伴う増水でほとんどの橋板が流出し、8基の橋脚が破損した。1953年の架設から21回目、4年連続の損壊となった。3500万~5000万円かかる復旧費が問題になっている。

初会合で府は再建する場合、材料や構造を見直すほか、撤去を含め幅広い議論を求めた。出席者からは「(流出することで被害を抑えるという)防災への柔らかい考え方を評価すべきだ」「(存続を望む)市民から資金を集めては」など、現行の構造を尊重する形での再建を求める声が目立った。府は今年度中にも答申をまとめてもらう考えだ。

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