2019年3月19日(火)

紀州金山寺味噌、地理的表示に 農水省が登録

2017/8/11 6:00
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地域の特産品ブランドを保護する地理的表示(GI)に、和歌山県内で生産される醸造なめ味噌「紀州金山寺味噌」が登録された。農林水産省が10日発表した。味噌の登録は全国で初めて。

金山寺味噌は中国に渡った鎌倉時代の僧、覚心が興国寺(和歌山県由良町)に戻り、保存食としてその造り方を伝えたとされる。夏野菜がふんだんに入り、こうじの原料である大豆などの粒が残った状態でも軟らかい食感に特徴がある。

生産者団体の紀州味噌工業協同組合(和歌山市)が独自基準をつくり、「紀州金山寺味噌」を定義する。国産の大豆、裸麦(大麦)、コメの3種類全てにこうじを付け、それをウリ、ナス、ショウガ、シソの4種類は必ず含む国産の野菜とともに仕込み時に漬け込み、熟成させた県内産だ。2016年度の生産量は前年度とほぼ同じ210トン。

和歌山県ではご飯のおかずやお酒のさかなとして食べられている。同組合の久保公一理事長は「県内で親しまれた産品の名前を周知させ、全国ブランドとして広めていきたい」としている。

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